Cold Wave -Jijiart live performance edition-



久々のテクノ更新です!・・・つって、公開したの1ヶ月ほど前なんですが。
ボーカルはJijiart
Jijiさんとのコラボ曲「Cold Wave」、これ3年くらい前に一度アップした曲なんですけど、今回これを焼き直ししましょうということで。
Jijiさんがアレンジを変えてボーカルを全部録り直したのと、僕はリミックスメインで編集をしました。

キッカケは、Jijiさんがポストしたこの↓動画をTwitterで見かけたことでした。


やー、3年も前に提供した楽曲を今なおライブで使ってくれてたのも嬉しかったんですけど、ボーカルのアレンジが原曲とちょっと違ってて、それがとても刺激的でした。動画の音はたぶんハンディカム的な機材で録ってあるので音の帯域がだいぶ狭いんですけど、そこが逆に想像力を掻き立ててくれます。
「このアレンジでフルコーラス聴いてみたいなぁ」と強く思ったので、それそのまんまJijiさんに伝えてみたところ、翌日にはボーカルの音源一式が送られて来て。相変わらず瞬発力すごいなあの人(^^;。

Grossbeat
いまオヅさんとこれの動画を作り方してるんですけど、それ打ち合わせてる時にこの曲の試作と言うか、習作的な位置づけで作った音源が出てきました。
Cold Waveで特徴的な全トラックに渡る音の明滅は、Grossbeatっていうスタッターを使っています。FLの拡張プラグインなんですけど、これの使い方を模索するために作った「GrossbeatExp.」という楽曲がありまして。
習作だったので僕の手元にはもうデータ残ってなかったんですけど、何かの機会にオヅさんにmp3を渡していたらしく、それがヒョッコリ出てきました。
ちょっと用途があって使いたいと仰るので、mp3の2mix音源をネタにリマスタしたのがこれ↓です。


プログレッシブなトランスで、Grossbeatは主にブレークの部分で使ってます。その他、サイドチェイン的な効果を出すためにも使ってたり。なんだか中途半端なところで終わってるのは、この辺りでGrossbeatの使い方がだいたい分かったからみたいですね。
3年経ってから聴くといろいろ詰め込んであって面白いなと思うんですが、その割に公開などしてなかったのは、終わり方が中途半端だったからです。この辺りでGrossbeat使い方だいたい分かったな~と思ったところで、やめてしまったみたいですね(笑)。
途中までですけど、お楽しみ頂ければ!

テーマ : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材
ジャンル : 音楽

陽だまりはガラスの向こう



manekoさんとつるんでやっているコラボから新作です。
昨年の初夏につくった「空想四季【秋】 朱の葉」から1年ぶり。
今回はオーケストラ音源をKONTAKT4からEastWest SymphonicOrchestraに乗り換えた都合、ツールに慣れるために幾つか習作をしたりして、余計に時間がかかってしまいました。
思うように行かなくてツイッターでこぼしていたとき、何人かの方に声をかけて頂いて励まして貰ったりもしました。大変助かりました。

制作やってると山あり谷あり色々なことがありますが、どちらかと言うとシンドいことの方が多い気がします。
嫌になることや頭に来ることがあって気持ちが切れそうになったとき、ちょっとだけ良いことがあったりポロッと嬉しい言葉をかけて頂いたり。
そんな風に騙し騙し気持ちを繋ぎながら、何とか最後まで漕ぎ着けることができた感があります。
作品を重ねるごとに浮き沈みが激しくなり曲の進捗も鈍くなるなか、制作に付き合って下さっているmanekoさんには頭が上がりません。いつもありがとうございます。

曲想について
四季をモチーフにした前作と比べると、今回の曲は万人に通じるキーワードみたいなものが無いので、曲想が分からないかと思います。
ま、僕は内容を知らない映画のサントラを聴くのが好きで、そういうときに頭のなかに浮かんでくる勝手ストーリーみたいなものを再現したり、僕の好きなサントラの聴き方を共有したりしたくて、こういう企画をやってます。なので、曲想を伝えるとか、僕の意図どおりのストーリーを聴き手に想起させるとか、そういう事にはあまり執着していません。
自由に聴いて頂ければと思うんですけど、それでもちょっとしたキーワードとか、あとビジュアルみたいな「取っ掛かり」があった方がいいですよね。

ビジュアルについては、予てからツイッターで仲良くして頂いていたニネさんをお誘いして、いま準備を進めています。
そちらはそちらで乞うご期待。

バックグラウンドとしては、人格を移植されたAIを主人公に据えたストーリーを用意して、そこから曲を切り出しました。
ネット上にある仮想現実空間みたいなところで、人はそれぞれ好きなアバターを纏って交流している世界があるんですけど、そこに紛れ込んでいるオーパーツ張りに高度なAIが居ました。
そのAIは、家族を失くした開発者が自らの娘に似せて作り上げたものだったのだけれど・・・。
というような設定から曲を起こしています。

実はこの企画、連作にしようと思って事の起こりから大団円までシナリオを組んでみたんですけど、なんだか規模が大きい割に食べるところが少ない設定になってしまい・・・(^^;ゞ。
何か機会があればまたこの世界観を引っぱり出してきて遊びつつ、連作や完結にはこだわらないようにしようと思ってます。

そろそろ次の企画を仕込みにかかります。

テーマ : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材
ジャンル : 音楽

新作「The Ruby Red」の宣伝とイージーリスニングの音量感調整について



オリジナルとしては、今年初の公開です。
新曲公開しました。
タイトルに深い意味はないです。
フレーズ考えたとき、直感的に浮かんだタイトルがこれだったということで。
ここ2年ほど、設定とか色々と縛りを設けた曲作りをしてきたからか、曲を作るときに色々と理屈っぽいことを考えて行き詰まることが多くなってきました。
もう少し、意味だとか設定だとかどうでもいい、感覚重視の曲の作り方に戻してみようかなと。
逆にその手の「重たい」企画は、コラボ企画なんかで楽しんでいければと思います。

ようやく使えるようになったシンセ
前回の「だんご大家族」もそうですが、今回もオーケストラ音源はEastWest SymphonicOrchestra(EWSO)を使いました。
こないだは中帯域がうまく使えなくてやむを得ず部分的にKONTAKTを使ったんですけど、今回は全面的にEWSOを使って作りました(あ、ピアノ以外ね)。
ピアノは愛用のYAMAHA P-120です。

ホントは違う曲を作ってたんですけど、弦楽器のアンサンブルがどうしても上手くできなかったので、一つハードルを下げて弦楽器だけ練習しようという感じで作ったのがこの曲です。
まま、上手く音を出せたかと思います。
今後、オーケストラはこの音源をメインで使って、色々作っていければイイなと思ってます。
今年初めからアレンジに組み込む練習をし始めたEWSOですが、ようやく使えるようになってきた感。

マスタリングについて
「マスタリング」って言うとまたぞろマスタリング警察のひとがあだこだ言ってくるかも知れませんが、書きたいのは音の仕上げ工程で行う音量感の調整についてです。

TheRubyRed
↑この楽曲の波形です。
見てお分かりのように、この曲の波形は振幅いっぱい使い切っていません。
マスタリングではシグナルフロー上にコンプ・リミッターを挿しはしましたが、結果的に振幅を圧縮する必要はありませんでした。
今回の曲は、単純に2mixの音量を上げただけの仕上げになっています。

サビでピークがリミッターにガンガン当たるような楽曲の音量設定は、とても単純です。
基本的に、上がるだけ上げれば良いからです。
じゃあ、こういう凹凸が少なくて静かな曲、上げようと思えばいくらでもデカい音になる曲は、どうやって音量感を決めたら良いでしょうか。
大きければ大きいほど良いのでしょうか。

・・・という問いに対して、例えばRMS読みでナンボが正解とかいうような、そういう単純な解は無いと思ってます。
が、考え方として、「聴く人がなるべく聴きやすいように」というのはありますね。
僕の場合は、サンクラにUPしている他の楽曲との兼ね合いで音量を決めています。
公開している曲を順繰りに再生したとき、ダイナミックな曲はダイナミックに聴こえるように、静かな曲は静かに聴こえるように。
そうすれば、僕の楽曲を聴きに来てくれる人は急にデカい音が鳴って慌ててボリュームを落としたり、次の曲が聴きにくくてまた音量を上げたりとかしなくて良いわけです。
こういうのを、僕は「スケール感を合わせる」という言い方をしています。

そう考えると、プレイリストの中で「静かな曲」は、同じプレイリスト上の「ダイナミックな曲」よりも静かでなければならないことになります(なんか当たり前ですね)。
僕の作る「ダイナミックな曲」はリミッター都合で音量が決まっているので、その曲に対して「静かな曲」をどれくらい静かにしたいかで音量を決めれば良いという考え方になります。

やり方ですが、まず、スケール感を合わせたい曲どうしは同じリファレンスを使ってマスタリングをします。
そして、リファレンスの音量レンジを例えば6段階としたときに、合わせようとする自分の曲がどれくらいのレンジに相当するのかというのを意識します。
「ダイナミックな曲」が1~6までフルレンジ使っているのに対して、今回のこの曲は1~3、瞬間的に4とすることにしました(つって、全体的にキモチ大きめにしたんですが)。
こうすることで、複数曲の間でスケール感が揃えられるという算段です。

まあ、こうしたことを明確に意識したのもここ2年くらいのことですし、ジャンルによっては別のリファレンスを使ったりもするので、サンクラに上げている僕の曲は音量感かなりバラついてるんですけども。
昨年のM3秋で頒布した空想四季なんかは、アルバム化に際して上に書いたようなことをやりました。
そういえば、M3 2016秋の受付がもう始まってますね~。
早いもんだ。

テーマ : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材
ジャンル : 音楽

うろ覚えカバーアレンジ完結



04/21新作!今年はじめての曲UPとなりました。
二次創作。元ネタはCLANNADの「だんご大家族」。またKeyのゲームサントラですね^^;。
原曲をよく確認しないままカバーする「うろ覚えカバーシリーズ」の中の1作です。
この企画はラインナップ4曲ありますけど、今回の曲ほど「うろ覚えカバー」のコンセプトを忠実に実行した曲はありません(笑)。タイトルもよく分からなくて、ピアノアレンジの段階でKey作品に詳しい人に訊いたくらいです。

試奏
この曲、元々は新しいオーケストラ音源の試奏を兼ねて作り始めたものです。
以前使っていたオーケストラ音源はKONTAKT4なんですけど、ちょっと音に物足りなさを感じるようになってきました。そこで、昨年の秋ごろ(ちょうどM3-2015秋の準備をしていた時期)にEastWest SymphonicOrchestra(EWSO)というオーケストラ音源を直輸入で購入しました。
で、現在その音源を使ってmanekoさんの曲を作ってるところなんですけど、制御に対する反応がKONTAKTとかなり違っていてすぐには使えなさそうだったので、ちょっと習作をしてEWSOの制御を練習することにしました。・・・という経緯で作り始めたのが、この「だんご大家族」です。

使い分け
結論から言って、今の僕だとこの音源だけで音場を作るのはキツいなと思いました。
このシンセは音の情報量が非常に豊かで素晴らしいものなんですけど、バッキングとして使うにはちょっと主張が激しすぎる。なので、バッキングとして入れるストリングスアンサンブル(特に雰囲気を作る中低域)は、少し情報量が希薄なKONTAKT4のほうがよく馴染むようです。特に歌モノでは歌がメインですしね。
ということで、色々と録り直してみた結果、メインパートを張るバイオリンのアンサンブルと、ベース帯を受け持つチェロ、コントラバスの間、この辺りのバッキングは使い慣れたKONTAKTを使うことにしました。
まぁまぁ、良い試作だったと思います。

アルバム作ります
この「うろ覚えカバー」シリーズ、ひとまずカバーしたい曲は一通りカバーし終えたので、これにて完結です。これはこれで、ちょっとアルバムと言うか、4曲で1組のものとして音を整えてみようと思ってます。
イベントなんかにも持って行きたいけど当分は参加する見通しが無いので、サンクラあたりで公開するか・・・。いっそLinuxみたいにisoイメージとCDラベルをDLしてもらうかな(笑)。

そんなわけで!




【うろ覚えカバーシリーズ】
■SoundCloud


■YouTube

テーマ : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材
ジャンル : 音楽

3月の成果

巡音ルカ練習の過程

3月は、主にキャラ絵を練習してました。
題材にしたのは、僕にとって馴染みのあるボーカロイド、巡音ルカです。
人間を描く上で難しいと感じていたのが目と髪の表現だったので、そこを重点的に練習しました。約2週間、根を詰めて練習した結果、だいぶマシになった気がします。
4月は、ちょっと童話ちっくな空想絵を描こうとして、いま塗りを模索しているところ。

あと、manekoさんに待ってもらっている曲作りの方をいい加減進めないといけないので、この週末はまずボーカルに提示するデモ音源の作成を終わらせようかと(終わらないまでも、優先して進めます)。

DTMは、まぁあんまこういう言葉使いたくないけど、いわゆるスランプですね。「作るものが気に入らない」みたいな感じじゃなくて、作業しようと思うと条件反射的に眠くなります。
僕も初めは冗談かなーとか思ってたんだけど、最近これ何かおかしいんじゃないかと思うくらい、DAWの立ち上げと入れ替わりで意識が落ちます。
そんなわけで、特に平日深夜は1回の作業時間がDAW立ち上げてから意識が落ちるまでの30分くらいしか出来ない状況の中、騙し騙し少しずつ作業を進めてます。
純粋に寝不足だと思いたいんだけど、よく寝た休日の昼間でもこんな感じなので、まぁ。。春だからですかね。あんまり深く考えないようにします。

今取り組んでいるボーカル企画は、もともとオーケストラアレンジにもう少しテクノ要素を加えた音を作りたいと思って始めたやつなんですけど、作り方してる1作目の曲は、これまで同様トラディショナルなアレンジになります。この「トラディショナルなアレンジ」と言っている音作りが、2015年に得た僕にとっての最大の成果ですかね。
下に貼るのは2015年の11月に公開した「望郷の川辺」という楽曲ですけど、こういう路線のアレンジです(こっちはこっちで、いま動画作り方してます)。



出来上がると楽しい半面、作る手間はそれなりにかかっていて、毎回そこそこ苦しんでます。一昨年の暮れから去年にかけては特に負荷が高かったので、ちょっと無理しすぎたかなぁと反省。今年は少しペースを落として、リハビリ運転に努めようと思います。
現在アクティブな企画は、デモ音源の作り方をしているボーカルの企画と、先ほどの「望郷の川辺」の2つ。
あとは音楽以外のことをしながら、コンディションが戻るのを落ち着いて待ちたいと思います。

続きを読む

プロフィール

一譲はかる

Author:一譲はかる
シンセを使って楽曲制作をしてます。
作る音は、オーケストラサウンドか、​​或いはそれをベースとしたエレクトロニカかが多いです。
手法として、ブレークビーツ的な手法はよく使います。​​細かいリズムが好きです。^^
本業はSE。


最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR