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Google+を共同制作に使うと便利

突然こんな記事を書いてしまいました。
企画をやっていて、この手のドキュメントがあったらイイなと思ったので。
尚、この記事は創作などの企画を運営する人で、「Skypeや掲示板(ピアプロなど)だとちょっと痒いところに手が届かないんだよね~」みたいなニーズを抱えている人向けです。

1. こんな通信ツールがあったらいいな
通信ツールの良し悪しは、共同制作の運営に大きく影響します。
ここ3年いろいろな企画を運営したり、或いは他人の企画に参加したりした経験から、僕が通信ツールに求める要件はだいたい以下の様な内容で固まってきました。

◆メールのような使い勝手であること
⇒時間のあるときに読んで返事を書ける
⇒あとから読み返せる(ログが残る)
⇒送信文字数に制限がない(たくさん書ける)
⇒色々なデータの添付ができる
⇒公開範囲を限定する事ができる

限られた制作時間を有効に使うために、自分の都合がつく時間を使って、まとまった量の文章をあとから追える形でやり取りしたい、という要求があります。

◆掲示板のような使い勝手であること
⇒ポストした内容をメンバー全員で共有できる
⇒新しく入ったメンバーも過去ログを見ることができる

こっちは、メンバーの入れ替えがあった時に、入ったタイミングから過去の経緯を自由に閲覧できるようにしたいというニーズから来る要件です。

◆通知機能があること
⇒毎日チェックしに行かなくても良い
⇒迅速なレスポンスができる

書き込みがあった時に、プッシュ通知やメールを受け取ることができるということです。
これがないと、新しい書き込みが無いかどうかを定期的にチェックしなければなりません。しかし、1ヶ月2ヶ月くらいならまだしも、1年以上の長期に渡ってこれをやるのは非常に困難ですよね。集中力の無駄遣いです。
待機中はリラックスして相手を待ちつつ、何かあればタイムリーに動きたいものです。だから、この「通知機能」というのは非常に重要です。

2. Google+のコミュニティ機能
そんなニーズを抱えた僕がいろいろ試した結果ピッタリだったのが、Google+のコミュニティ機能です。
イメージとしては、文字数が無制限に打てるTwitterのグループDMみたいなものです。或いは、プッシュ通知機能付きメンバー専用掲示板。

コミュニティに新しいスレッドが立った時や自分がコメントしたスレッドにレスポンスが付いた時、コメントの中に自分の名前がある時などに通知が飛んできます(通知については細かい設定ができるので、別の機会に解説しようと思います)。
また、Googleドライブと組み合わせて使えば、どんなデカいデータでも形式を問わずメンバー内で共有することができます(Googleドライブはフリーで15GBの容量が使えます)。

3. コミュニティの作り方
基本的な流れとしては、Google+に公開範囲を限定したコミュニティを作って、そこにメンバーを招待して入ってもらいます。
これだけで、取り敢えずそのコミュニティに何か更新があったら通知が飛んでくるようになります。
この項では、作り方を解説します。
Google+は随所にヘルプへのリンクが張られているので、正確なことが知りたい場合は公式のヘルプを参照して下さい。
尚、メンバーを限定して運用したい場合は、参加してもらうメンバーがGoogleアカウント(gmailアドレス)を持っている必要があります。

3.1. コミュニティメニューへジャンプ

コミュニティ機能

↑上の図は、僕のGoogle+ホーム画面です。
左のメインメニューから「コミュニティ」を選択して、コミュニティのページを開きます(左上に「プロフィール」というボタンがあって、そこをポイントすると図のようにメインメニューが展開します)。
すると、こんな画面↓にジャンプします。

コミュニティを作成

初めてコミュニティを作ろうとしている場合は、何も表示されていないと思います。僕の場合は、マリカー8用のテストコミュニティが1つ見えていますね。
ここで「コミュニティを作成」という青いボタンを押して、コミュニティを作成します。

3.2. コミュニティの種類を選択

「コミュニティを作成」ボタンを押すと、こんなダイアログ↓が出ます。

コミュニティの種類

作成するコミュニティは内輪のものなので、僕はいつも種類を「限定シェア」にしています。検索も「不可」に設定しています。
制作過程をぜんぶ公開したいという人は、「一般公開」を選びます。

3.3 メンバーを招待する

コミュニティにメンバーを招待する

コミュニティのキーワードなど初期設定が完了すると、「他のユーザーをこのコミュニティに招待」というダイアログが開きます。
下の「共有」という箱に招待したいメンバーのgmailアドレスを入れて、ひとことコメントを添えつつ「送る」ボタンを押すと、相手のgmailにコミュニティのURLを記した招待メールが届きます。
コミュニティの種類を「限定シェア」にした場合、この招待メールを受け取った人しかコミュニティを参照したり更新したりすることはできません。

4. あとは色々やってみて下さい
Google+の通知機能は色々と細かい設定ができるようになっています。
僕の経験だと、使い始めこの通知機能でちょっとまごつくことが多かったように思います。
なので、もう1エントリ使って通知の設定について詳しく解説したいと思います。

それから、Google+には似たような機能で「サークル」というものがありますが、コミュニティ機能とサークル機能はかなり毛色の違うものです。
以後どこかで機会があれば、そちらにも触れようと思います(僕もはじめ機能の違いが分からなくて、サークル機能を使っていたので)。

あとがき
僕は家の都合で、制作の手を動かせるのは深夜帯が多いです。
その時間をなるべく多く確保するため、打ち合わせなどの遣り取りは会社や通勤途中にスマホからやることにしています。都合、メールのようなツールの方が僕の生活スタイルに合わせやすいという事情がありました。
初めの頃はTwitterのDMで事足りていました。でも3人以上のチームで共同制作をするようになるとDMでは少しやり辛くなってきて、そこで幾つかのツールを試してみることにしました(今ではTwitterにもグループDM機能が実装されましたけどね)。

Skypeのようなツールを使ったこともあるのですが、あれは以下の様な問題点があって使うのをやめました。
・チャットや通話で手が拘束されて、制作時間が圧される。
・ログが読みにくい(通話は残らないので言わずもがな)。
・拘束時間が長い割に決まることが少ない(話題の脱線が多い)。

そんなわけでピアプロの掲示板を使うことが多かったんですが、1つの企画で平均半年くらいかかるようになって来ると、タイムリーなレスポンスを返すためのチェック作業が手間だという問題が出てきました。
レスポンスの悪さは、運営に大きな影を落とします。頑張って作業をしたのに仲間が誰も反応しなかったりしたら、一生懸命取り組んだのがバカバカしくなってしまいますよね。

Google+は、初め「わかりにくさが異常」とか言ってバカにしてたんですけど、「通知機能付きのピアプロ掲示板みたいな通信ツールは無いものか」と検討してみたところ、意外や意外、ニーズにピッタリはハマことに気づきました。
以降、かれこれ1年半くらいGoogle+を使って、不満なく企画を運営しています。
いまGoogle+のコミュニティ機能を使って進めている企画は「空想四季」という企画です。

コミュニケーションツールは、関わる人がストレス無く制作を進めるための手段。
理想的なツールを使って運営しても、途中で音信不通になる人も居ます。ぶっちぎる人も居ます。
でも、通信ツールを上手く使うことで、連絡の悪さから来る運営リスクを軽減することができます。
まぁしかし、最終的には「人」ですね。

「空想四季」の成果物はこちら(2015.06.21現在、まだ進行中です)↓

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プロフィール

一譲 計

Author:一譲 計
FL使いのDTMer。テンションが上がると音圧が下がります。
空想的・幻想的なモチーフが好き。オーケストラを多用します。
デジタルお絵描き初心者です。2015年の暮れから練習を始めました。
楽曲はWebサイトからご案内しております。

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